« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

2009年4月

とりあえず35回目

Pict0206q 今日、山門の屋根工事が終了。

ほぼ1人で、約20日間。

銅線打ち、銅線つなぎ、瓦揚げ、巴瓦やのし瓦の選別、カニ面戸の合端、さすがに1人でやってると邪魔くさくなってくる。

大棟と降り棟の接点なんか1日近くかかったもんな、サンダーは途中で壊れるし。

さすがに、鬼瓦の取り付けは手伝ってもらった。

飽きっぽい私には、忍の一言だ。

箕甲の落差が大きくて結構やりにくかったよな。

それから先日(28日)、三宮でグランプリの慰労会が行われた。

ゆっくり飲みたかったので、ビジネスホテルに泊まることにした。

(私のところから神戸までは交通の便が悪いので、ほとんどの場合車で行く。懇親会などもほとんどお茶で我慢している。4月4日に行われた屋根診断技士会の総会の後の懇親会もお茶で我慢したのだった。)

夕方、現場からホテルへ行って、シャワーをして会場へ。

翌日は7:00にホテルを出て、現場へ直行。

久しぶりに三宮の夜を楽しんだ。

おいしい酒だった。

ありがとうございました。

| | コメント (0)

神戸で行われた技能グランプリに出場 その5

 ぐっすり眠ることは出来なかった。

昨年に比べると全く体が痛くない、慣れとは凄いものだ。

11:00から閉会式、その前の10:00に成績発表がある。

あきらめ7割、期待3割で会場のポートピアホテルへ向う。

まだかまだかと成績発表を待っていると、組合の人が成績表を持って来てくれた。

敢闘賞に入賞。

ほっとした気持ちと、悔しい気持ちとが入り混じって非常に複雑な心境だ。

敢闘賞の席を教えてもらい、席へ行くと、白い袋が置いてある。

席に着いて、袋の中をのぞくとメダルが入っていた。

(後日、表彰状が郵送で届き、祝電まで届いた。)

私は即座に箱を開けメダルを見た。

愛らしいはばタンと異人館と海。

「ええやん」と思わず言ってしまった。

Img_2388q 満足感に浸っていると開会式が始まった。

しかし表彰式が始まり、表彰台の上で喜ぶ選手達を見ていると、悔しい気持ちがあふれてきた。

今日は本当に複雑な日だ。

その後、敢闘賞の表彰が行われた。

Img_2400q 敢闘賞は受賞者全員その場で立って、代表者1名が壇上に上がりメダルをかけてもらう。

12:30頃に閉会式も終わり、同じ場所で13:00から兵庫県選手団解団式が行われた。

この時は名前を呼んでいただいて、壇上に上がらせてもらった。

記念撮影をし、選手みんなが壇上に上がり万歳三唱で締めくくった。

私のグランプリは一応終わった。

これからは、今後出場する選手たちを出来る限り支援していきたいと思う。

それから私は、一度もグランプリを見学したことが無い、来年以降ゆっくり見学したいと思う。

春の楽しみが増えた。

(誰も出ないなら、もう1回出たろかという気もある。)

とにかく感謝したい。感謝、感謝だ、この言葉しか見つからない。

| | コメント (0)

神戸で行われた技能グランプリに出場 その4

 競技2日目の予定と私の段取りを書こう。

8:30 集合

8:45 競技開始  隅棟のし積み完了

10:15 休憩

10:30 競技再開  素丸合端・取り付け、清掃、後片付け

12:00 競技終了

昨日の夜、ビールを飲みながら2日目の作業内容を確認したところ、練習どおりに行けば30分~40分近く作業時間が余ってしまう。

前にも書いたが、開会式の前の準備時間の作業範囲が予定より多く出来るようになったため(瓦座、瓦桟木打ちのみだったのが、瓦割付、緊結用銅線打ちまで出来るようになった)、30分ほど競技時間が延びたのと同じ状態になった。

その分ほどが余ってしまう。

Dscf1500q 上手くいかなかったところをやり直すわけにはいかないし、とにかくゆっくり確実に作業するしかない。

2日目の作業はいい感じに出来たつもりだったが、通路側の隅棟の素丸が少し曲がっていた。(作業を終了した後、組合の人に言われて気づいた。)

練習では確認していたのにな。時間が余りすぎて集中力が切れてしまったのだろう。

掃除や片付けをしていると、一人目の競技終了者がでた。

1番目に終了の手を挙げることも出来たのだが、念入りに掃除をしていたところ、先を越された。

私は2番目に終了(デジカメ写真のデータによると11:53に競技終了の手を挙げている)。

不完全燃焼だ。

その直後、地元テレビ局のインタビューを受けた。

何を喋っているのか分からない。

Img_2306q_2 12:00になった、競技終了。

出場選手全員が完成した、素晴らしい。

Img_2361q昼食を食べ、1:30から道具の撤収。

そして架台見学の時間になった。

私は2階席から見学することにした。

あまりに出来が悪かったので近くで見学する気になれなかったのだ。

上から見ていると、出来のいい架台、悪い架台がよく分かる。

人だかりの多さが違うのだ、私の架台のまわりは人が少ない。

昨年は、沢山の人に見てもらったのだが、今年はだめだ。

架台見学の時間が終わると、すぐに撤収だ。

苦労して仕上げた作品が、撤去されてしまう。

もう2度と見ることが出来ないと思うと、悲しくなり、私は急いで自分の葺き上げた架台のところへ行って、携帯で写真を撮った。

Ca3a0217q 良くも悪くも私の作品、なんせ足掛け3年がかりの作品だからな。

(地元兵庫でグランプリが開催されると聞き、出場したいと思ったのは去年おととしのことだ、それからずっとこの日を目指していたのだ。長い間、私の最優先事項だったのだ。)

設営を手伝うことが出来なかったので、撤収は手伝った。

自分の架台の瓦を外しているのが見えたので、私も加わった。

設営と同じく、見事な撤収だ。あっという間に架台がばらされ、撤去された。

しかし、疲れた、肉体的な疲れより、精神的な疲れの方が多いように思う。

成績は明日の閉会式の前に発表される。

残念だが、上手くいって3位、下手すりゃ何も無いだろう。

| | コメント (0)

神戸で行われた技能グランプリに出場 その3

 第一日目の予定と私の段取りを書いておこう。

8:30 集合

8:45 競技開始

鎌軒瓦合端(45分)、その他軒先瓦合端・ビス用穴開け(10分)、素丸頂点部分切り合わせ(25分)、残った時間は勝手瓦作製。

10:15 休憩

10:30 競技再開

勝手瓦作製、軒先瓦施工、

12:00 昼食・休憩

13:00 競技再開

袖瓦合端・取り付け、地葺き、小巴合端

14:45 休憩

15:00 競技再開

台のし積み完了

16:45 第1日目競技終了

競技開始。

まずは、ノミで小角瓦の下の瓦座を削る。

それから、鎌軒瓦の合端だ。

鎌軒瓦の合端を終了し、時計を見ると9:30だった。

予定どうりのペースだ、今日も普段どうりの作業が出来ていることが確認できた。

問題なく最初の1時間30分を終了。

競技再開、いい感じでいけると思ったのも束の間、鎌軒瓦の取り付けに失敗。

出寸法が75㎜と決められていたのだが、反り瓦座のところが70㎜弱ぐらいになってしまった。おまけに鎌軒瓦が上に上がった分、桟瓦を押し上げてしまい、桟瓦の横の通りが通らなくなってしまった。

練習ではここまで狂った事は無かったのにな。まいったな。

予定通りの工程で昼食休憩になったが、納得いかない。

Dscf1422q 休憩が終わり、競技架台の方に向っていると、私の架台のすぐ向こうで、娘が手を振っている。

来やがったな。

嫁と長女と次男と親父と義理の両親のお出ましだ。

競技再開。袖瓦の合端、取り付けだ。

しかし、左袖瓦の取り付けが上手くいかない。予定通りの寸法で合端して、架台にしるした割付通りに葺いているのに、左袖瓦横の桟瓦が入らない、桟瓦の切り込みを合端しなければならなくなってしまった。この面の桟瓦の横の通りもガタガタだ。

はんまにまいった。ダメだ、こりゃ。

この後の地葺きの時間帯は疲れてきて、ほとんど惰性。

勝手瓦が少し大きかったりして、上手く入らないものもあったが、切り直す気力が出なかった。

そしていよいよ第1日目最後の競技時間。

すでに隅棟3本とも台のしを積んでしまう気力は無く、直の隅棟2本の台のし積みに変更。

頂点部分をゆっくり合端することに決めた。

もう素丸の頂点部分も合わせてるし、どうも私のペースが一番速いみたいなので焦る必要なし。

ゆとりを感じたらダメなんだよな。

目一杯やってこそ集中力が増して、いつも以上の力というか、研ぎ澄まされたものがでてくるんだよな。

もうこの時点で負けてるよな。

Dscf1463q競技終了。

私は頂点を基準に上から隅棟を施工した。

何人かはそんな選手がいると思ったが、どうも私たち兵庫代表の2人だけだったみたい。

素丸の頂点の切り合わせも、先にやってしまったのは私達だけだったみたいだ。

とりあえず、早くうまいビールを飲もう。

愛車のボンゴトラックでホテルへ向う。

ポートアイランドから三宮に渡る橋から見える夕暮れの神戸の町並みがやけにきれいだ。

ホテルの近くのラーメン屋さんに行き、ビールを飲んだ。

競技の出来に関わらず、グランプリの後のビールはうまい。

去年も結構飲んだが、今年も結構飲んだな。

ビールはうまいが、去年同様眠れない。

2時に目が覚め、寝るのを諦める。

なぜか時間があっという間に過ぎる。

しかし、去年より体が痛くない。

去年はあちこち筋肉痛で大変だったけどな。

朝食を食べ、ホテルを出発。

昨年と同じく、2日目は雨模様だ。

残り半日、いや3時間だ。

| | コメント (0)

とりあえず31回目

Ca3a0227q 今、山門の屋根工事をしているのだが、境内の桜がきれいだ。Ca3a0230q_2

  工期がないので、桜を楽しむ余裕は無い。

月曜日は、近所の公園で連れと花見だ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神戸で行われた技能グランプリに出場 その2

 昨日の続きを書こう。

開幕当日5時頃目が覚めた。(もっと早かったかもしれない。)

実は1週間ほど前から4時とか5時に目が覚めるようになっていた。

気持ちが高ぶっていたのだろう。

6時に家を出て会社に行って余っていた小巴を合端して、出発した。

8時前に会場に到着し、会場の外で組合の人達と話をしていると、選手は会場の中に入っているという情報が入った。

会場に入ると、一緒に出場する尼崎の屋根屋さんも来ていた。

もう地下足袋を履いている選手もいる。

昨年は架台のところでしか履けなかったので、非常に焦って履いたのをよく覚えている。

普段はたびぐつしか履かないからな。

地下足袋を履くのは今日で4回目だ。(2級技能検定と1級技能検定と昨年のグランプリと今年のグランプリ)

今年は落ち着いて履くことができた。

9時になったので受付が始まった。

集合して、注意事項等を聞きいよいよ架台の抽選だ。

一桁の番号で外回りの架台を当てたいと思っていたのだが、見事に外れた。

Ca3a0209q 19番を引いた。

かわらぶき競技の看板があるすぐ後ろだ。

観客の通路の目の前だ。昨年同様一番良く見てもらえる場所だ。

私は見られる運命に在るみたいだ。

Ca3a0200qPict0070q_2Dscf1427q_2                                                                                                                                                                                                                                                  良い写真を一杯撮ってもらえるなと思いつつ、緊張の度合いが高まってきたのであった。

ヘルメットとゼッケンを貰い架台の前に行った。

安全ピンで留めるので、背中のゼッケンは服を脱がないと着けられないなと思っていると、組合の人が来て着けてくれた。

実はこの時、緊張がピークに達していた。

昨年も、この時間が一番緊張したのをよく覚えている。

そしていよいよ会場下見という名の競技が始まった。

制限時間は9時30分~12時までだ。

当初、この時間は瓦座・瓦桟打ち、瓦の点検・配置だけだったのだが、なんと瓦を緊結するための銅線打ちと瓦割付まで出来るようになった。

当初の予定だけだと30分以上時間が余ってしまうし、私の場合、練習では銅線を切って、架台に打ち終わるまで約30分近くかかっていたので、ありがたかった。

これは競技時間が30分延びたみたいなものだ。

これで少々失敗しても間違いなく架台を完成させることができる。

最初に架台の各面の軒先の全長を測ったのだが、案の定最大で1.4センチの誤差がある。

分かっていたことだが少し焦る。

自分の作業手順通りに墨打ちをし、瓦座取り付け位置に打った墨の長さを計測する。

おかしい、この寸法では瓦座が決められた長さにならない。

いまさら墨を打ち直すのも時間がかかるのでそのまま作業を続けた。

瓦座打ちは本当に失敗だった。

袖瓦を葺く面の瓦座は短く切りすぎてしまうし、留めの部分は開いてしまったり段差がついたり散々だった。

もうひとつショックな出来事があった。

銅線打ちも終わり、あとは瓦の点検と、配置だけ、とりあえず切隅から点検しようと包みを開けて気が付いた、なんと隣の選手の瓦を取ってしまった。

直ぐに手を挙げて競技委員の人に報告した。

主に作業を行う位置(合端台を置く位置)を練習と同じセッティングになるようにしたところ、目の前に隣の選手の瓦があったのだ。

気をつけないといけないなと思っていたのにな。

作業時間に目処が立ったので油断してしまった。

それと、競技中に他の選手の作業状況とか、時間とか、通路側にいる人の気配がすごく気になった。

これは集中していない証拠だ、何よりも集中する事と自分を信じる事が、一番大切だと感じていたので、明日以降気合を入れなおさなければならない。

とりあえず合端は通路の方に背中を向けることにした。

昼食の弁当を貰い、選手控室でいただいた。

Pict0011q そして開会式に出席した。

盛大な式典だ。

それから、交流会に出席した。

私は、宿泊するホテルまで車で行かないと行けないので、ビールを飲むことができなかった。早く、ビールを飲みたい。

交流会の最後はサンバだ。やはり神戸と言えばサンバか、私は個人的にジャズの方が神戸らしいと思うのだが、盛り上げるにはやっぱりサンバかな。

交流会が終了しホテルが指定した駐車場に車を止め、コンビニで缶ビールを3本買い、部屋に入るとすぐにビールを飲んだ。

昨年もそうだったが、競技の後のビールは格別にうまい。

ビールを飲みながらゼッケンを明日着る服に付け替えたり、明日の準備をした。

それから、シャワーをして、昨年同様今年もあまり寝れないだろうと思いつつ、布団に入った。

案の定4時には目が覚めた。

普通、眠れない時は時間が経つのが遅く感じるものだが、あっという間に朝食の時間になった。

いよいよ出発だ。

泣いても笑ってもあと2日だ。

| | コメント (0)

神戸で行われた技能グランプリに出場 その1

 桜の季節になって来た。 

Pict0021q_2Ca3a0226q_2 自宅から会社までの間にある公園には沢山の桜がある。

もうすぐ満開だ。私はここの桜が大好きだ。

今日は5分咲きで終わってしまった、全国技能グランプリ・兵庫に出場した事を書こう。

地道に練習を繰り返し競技当日を向えることになるのだが、練習で一番苦労したのが緊張感と集中力を保つことだった。

2月に何度か時間計測を行ったのだが時間内に架台を完成させることが出来ない。

あかん、今年は駄目かもしれないと正直思った。

そして、第3回公開練習会の日を向えた。(1回目は1月17日、2回目は2月14日、3回目は3月7・8日で行われた。第3回は時間計測をし本番さながらの通し練習会となった。)

その日は地元のテレビ局が取材に来たりして、後日放送された。(結局、グランプリ終了後にも取材され、私は2回テレビに出ることができたのだ。)

この第3回公開練習会で私はいつものペースより30分から45分ぐらい早いペースで競技を進めることが出来たのだ。

もちろん楽々、時間内に架台を完成させることができた。

そしてこの第3回公開練習会のおかげである程度の時間配分を考えることが出来るようになった。

それから、いかに普段の練習時に緊張感と集中力を持ってないことが判明したのだった。

しかし、この練習会直後の通し練習でまたもや制限時間を30分程オーバー。

あかん自分が分からなくなって来た。

まあ、最終的には楽々時間内に終わるようになったのだった。

この楽々が問題なのだが・・・。

私は第3回公開練習会後、なんと4回も通し練習を行った。

せっかく組合から買っていただいた練習用の瓦を無駄にしたくなかったのもあったのだが、どうせ仕事も手につかないし、練習をしていないと不安だったからだ。

そのおかげで朝起きると指が動かないくらい痛いし、手首が桟瓦1枚持つだけで痛くなるようになってしまった。

ただ、競技に集中すれば問題無いと思う。

090312_13200001qDscf1378q それから、3月12日に兵庫選手団の結団式が兵庫県公館(神戸らしい情緒がある建物だ)で行われた。

そこで兵庫選手団のジャンバーをいただいた。

なんか本格的だ。

史上最多の選手団らしい。

そして大会前日(19日)になった。

今日は組合の人達が会場を設営する日だ。

前日に道具の搬入が許可されていたので、持って行くことにした。(当日でも良かったのだが雨の予報が出ていたので濡らしたくなかったのだ。)

それと、練習用の架台を製作する見本として、架台を1台借りていたものを持っていかなければならなかった。

わたしが9時頃に会場に着くと、もう設営が始まっていた。

あっという間に架台が組み立てられ、材料が搬入されていく、何度もやっているような手際よさだ。

私の競技もこのぐらい上手くいけば良かったのだが。

もう他県の選手が何人か来ていた。

借りていた架台を会場に搬入してもらい、設営を見学していると、私のブログを見たという選手がいた(この選手が優勝した、おめでとう)。

その後、道具を搬入した。

去年も思ったが、私の道具は本当に少ない、道具箱を何個も持っている選手もいたが、私は1個だけ、しかも中身は半分も入っていない。

そして明日はいよいよ開幕だ。

開会式の前に、会場下見という名の競技が待っている。(瓦座、瓦桟木打ちをおこなうのだ。ここから競技が始まっていると言っても過言ではない。)

もっとテンションを上げなければと思いつつ、会場を後にした。

帰ってから、もうやらなくても良いのに心配性の私は寸法切りだけした袖瓦で、半端袖を切る練習をしたのだった。

| | コメント (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »