2008年12月
とりあえず22回目
課題発表
昨日の昼頃、能力開発協会のホームページでグランプリの課題が発表された。
軒先は鎌唐草だ。
はっきり言って、ほとんど葺いた事が無い。と言うより、ほとんど使われなくなってしまった瓦だ。
今まで、酒蔵で1回と一般住宅で1回の2回だけだ。
一文字軒瓦よりは合端が楽ではないかと思う。
隅棟が3本あって、そのうち1本は鬼際に削ぎのし瓦を2枚いれて反らせるようになっている。
軒先も、その隅棟の所だけ厚みを少しずつ変えていった瓦座を使って反らせるようになっている。
そんなに問題は無いかと思う。
一番、合端で難しいと思われるのは、3本の隅棟がくっついてくる頂点の素丸瓦の合端かなと思う。
しかし良く考えられた課題だ。
それから昨日、東の理事長の店に行って、架台を一つ借りてきた。
練習用の架台を作るための見本にするためだ。
今日さっそく、いとこの大工さんのところへ運んで、一度仮組みしてみた。
来週の水曜日ぐらいまでには作ってくれるみたいだ。
瓦も来週中には揃えたいと思う。
年内には1度葺き上げたいと思う。
とりあえず19回目
久々の大きな入母屋屋根の工事が終わった。
この役瓦の葺き方をきちんと覚えていなければ良い仕上がりにならない。
一つ例を挙げると掛瓦の右と左のねじれが違うから破風尻の掛瓦の跳ね上がりや切り欠きが左右対称にならない。(葺いた者にしか分からないだろうが。)
一つや二つ葺いたからといってなかなか自分の物にならない。
しかし何棟も葺いていくうちに、いつの頃からか自分のパターンが出来てくる。
私流に言うと「自分のツボにはめる」ということだ。
上品ですっきりした仕上げをしたいなら出来るだけ誤魔化すことなく葺きあげなければならないと私は思う。
まあどんな屋根にも言える事だ。
伝統的木造軸組構法の実物大住宅性能検証震動台実験
今日は先日施工した震動実験棟の一般公開実験の日だ。
正式な実験名はタイトルのとうりだ。
施工者としては瓦が落下したり、ずれたりしないか非常に気になるが、先日(11月28日)行われたB棟の公開実験では屋根には全く異常は見られなかったみたいだ。
それを聞いて今日はさほど心配することなく見に行くことができた。
材料が少し残っていたので、少し早く行って実験前にトラックに積み込んだ。
それから現場監督の好意で実験前の会場に入らせてもらい、B棟の屋根をじっくり見ることが出来た。
本当に全く異常なし。
当然、今回のA棟も全く異常がなかった。
加震している時も、まるで全ての瓦が一体になっているかのように微動だにしなかった。
ひょっとしたら建物が倒壊しても瓦はどうも無いんじゃないかな。
まあ、少しやり過ぎかなと思うくらいの施工をしたもんな。
屋根に関してはあまり意味の無い実験だったかな。
個人的には楽しめたけどな。












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