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2008年11月

とりあえず17回目

 久しぶりに入母屋屋根の下り尾付きを葺いている。(社寺は別として。)

Ca3a0119q

屋根で100坪ある。

数年前ならこのぐらいの屋根の大きさの家がたくさん建っていた。

今、葺いてる家の下り尾は大屋根の4本だけだが、以前なら下屋の入母屋部分とかも付けたりして全部で10本とかの家がよくあった。

ほとんど入母屋屋根しか葺かなかった年もあった。

最近は新築で入母屋屋根の家なんてほとんど無い。

もう入母屋屋根は過去の遺物なのかもしれない。

特に下り尾なんてカッコだけで何の意味も無いからな。

入母屋屋根を葺けたら一人前みたいなところがあったけどな。

ほとんどムクリのついてない棟にムクリをつけたり、結構、苦労したけどな。

予算のあるお施主さんはぜひ入母屋屋根にしていただいて、かわらぶき職人の技能の向上に協力していただきたいものだ。

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愛媛で行われた技能グランプリに出場 その4

 今日は超大作になってしまった今年の技能グランプリの最後を書こう。

2日目はあいにくの雨模様だった。

会場に到着したが、まだ開いていなかった。

会場が開くと控室に行き準備をし競技に備えた。

今日は組合の人たちが応援に来る。

神姫バスに乗って6時に姫路駅を出発するらしい、お疲れ様です。

応援に行くことが決まった会議に私も出席していたのだが、この案が出た時に、

「嘘やろ、プレッシャーかかるやんけ。」と正直思ったが、結果として「最悪でも完成させなければ。」と励みになったのは事実だ。

そして競技が開始された。

地葺きの残りを終わらせ、壁際ののし瓦積みだ。

よく覚えてないが、このぐらいの時間に組合の人が到着したんじゃないかと思う。

来たのは分かったのだが、前にも書いた通り、観客の方は絶対見ないことにしていたので知らないフリをした。

水糸を張り、漆喰を置き、台のし積みを完了。

そして切巴を合端し取り付け、素丸瓦を取り付けた。

(予定どうり素丸瓦の合端は省いた。今思うと合端していたら優勝できていたかもしれない。しかし、この時は時間内に架台を完成させる事を優先した。)

現場では丸立てをしてから、のし瓦積みをするのだが、のし瓦と素丸瓦の接点を素早く正確にけがくために反対にしたのだ。Img_8

(ちょっと上手く説明できない、競技後の業界新聞の記者の取材でも上手く説明出来なかった。)

素丸瓦の両端に取り付けるのし瓦は上手くいったが、素丸瓦と素丸瓦の間に入るのし瓦を少し短く切りすぎ下がってしまった。

競技も終盤、のし瓦の2段目を積み始めた、素丸瓦に当たる部分を合端、そして両端に積む半分ののし瓦を切断、いよいよ最後の合端だ、両端に半分ののし瓦を入れるのに、右端の半分ののし瓦の手前ののし瓦を少し短く合端した、そして取り付けた。

標準作業終了まで15分ぐらい前だったと思う。

落ち着いて後片付けと清掃を行い、ゼッケンをはずして架台に置き、「終わりました。」と手をあげた。

応援に来た組合の人達が拍手をしてくれた。

おそらく3番目か4番目に終了したと思う。

それから少し組合の人と話をして控室に戻り、タバコを吸いに外に行った。

標準作業終了。そして延長時間も終了。

昼食時間になったので、あまり食欲がわかなかったが支給された弁当を食べ、道具を愛車のボンゴトラックに積み込んだ。

それから武道場入り口にたくさんのメーカーさんのブースが設営してあったので、見に行った。私が取り引きしているメーカーさんも来ていた。

架台見学の時間になったので、会場に入ったがあまり他の選手の架台を見ることも無く自分の架台が見える所に座っていた。

すると、ひととおり見学してきた組合の人達が「よく出来てるで。多分いいところまでいくで。」「ひょっとしたら優勝やで。」とか色々褒めてくれた。

以前に書いた業界の偉い先生が生徒達を引き連れ架台の評価をして回っている。

私の架台の評価が終わったあと、組合の人が私の所へ来て、「この架台が一番良いんじゃないか。と言ってるで。」と教えてくれた。

なんか私もちょっとはその気になってきたが、せめて敢闘賞でも貰えればいいかと思っていた。

しばらくすると、あなたの写真を撮らせて欲しいという人がいた。

その人は、私の作業をずっと見ていて素晴らしかったと言う。

なんかうれしい。

私の架台のまわりには結構人が多い。

西の理事長が「ようさんの人に見てもうてええな。」と言ってくれた。

ほんまにそうや。

表彰式が始まった。

私の名前が3番目に呼ばれた。3位となる総務大臣賞を受賞した。

表彰状と参加賞を頂いた。080323

組合の人達がおめでとうと言ってくれた。記念写真も撮ってくれた。

組合の人達が帰るというので、バスまでお礼を言いに行って見送った。

それから嫁に結果を携帯電話で報告し、会場を後にした。

ほんまにええ気分や。多分今までないで。

喉がすごく渇いていたが、高速道路まで結構渋滞していたので、ノンストップで高速道路に乗ることにした。

松山インターから松山道に乗り、最初のサービスエリアでコーヒーを買った。

来る時と同じ様に瀬戸大橋から山陽道で帰る予定だったが、気が付いたら徳島の方に向かっていた。

仕方が無いので明石大橋を渡って帰ることにした。

鳴門大橋を渡るころ、暴風雨になった。

気持ちが高揚していたのか、ノンストップで帰って来た。

翌日、さっそくに練習用架台や道具を片付けた。

とても晴れやかな気分だ、ほんまにとてもうれしい、この一言だ。

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安全大会

 今日は得意先の大手ハウスメーカーの安全大会に行ってきた。

毎年この時期に開催される。

今年は大阪の森ノ宮にある大阪府立青少年会館文化ホールで開催された。

だいたい毎年似たような内容だ。

記念講演に元近鉄のピッチャーで野球解説者(おはよう朝日に出ている人。)で来年はオリックスのコーチになる佐々木修氏が来て講演をした。

昨年は元阪神の木戸捕手だったな。付き添いに湯舟投手も来ていたな。

まあ聞き易い話で良かったと思う。

しかし大阪まで行くのは疲れるな081121_13200001

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出場決定

 来年の神戸で開催される技能グランプリに出場できることがほぼ決定した。

基本的に出場選手は20名と決まっているらしいが、いつも定員いっぱいにならないので、複数名出場している県もあった。

(今年の愛媛でのグランプリも我が県を含め複数名出場している県がいくつかあった。)

今回もおそらく定員一杯にならないだろうということで、我が県から私も含めて3名出場する予定でいた。

(この3名が今年の愛媛県での技能グランプリに出場した。)

しかし、今回出場者が多く1名しか出場出来ないかもしれないと聞いていた。

それを聞いた時に(わざわざ東の理事長が電話してきてくれた。)「今年の実績を考慮してください。」と小声で言っておいた。

東の理事長は「最低でも2名は出場できるように頑張ってみる。」と言ってくれた。

そして2名出場できることが決定したらしい。

定員を1名増やして貰い、出場者を21名にして貰ったみたいだ。

骨を折ってくれた東の理事長に感謝したいと思う。

しかし3名いる。東の組合から2名、西の組合から1名。

ここは平等に東から1名、西から1名ということになったらしい。

東の2名は予選会を行うらしい。

私は予選なしだ、なんか卑怯な気がする。

ただ今年出場した愛媛のグランプリでもし散々な結果だったら神戸でのグランプリは辞退しようという気で臨んだ結果、私は入賞したのだから胸を張って出場したいと思う。

激戦になりそうだ、優勝とまでは言わないが、最低でも今年の結果と同等かそれ以上を目指したいと思う。

どれだけ練習出来るかわからないが、完全燃焼したいと思う。

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愛媛で行われた技能グランプリに出場 その3

 昨日の続きを書こう。

まず大会スケジュールを書いておこう。

<1日目>

8時10分 集合

8時30分 開会式

9時00分 作業説明(この時に自分の架台をくじ引きで決める。)

9時20分 会場下見 (これは下見となっているが、瓦を葺くための瓦座や瓦桟木を打ったり、瓦の選別をしたりする非常に大切な時間である。ここから競技が始まっているといっても過言ではない。)

11時10分 昼食休憩

12時00分 競技開始

14時15分 休憩

14時30分 競技再開

16時45分 競技終了

<2日目>

8時30分 集合

9時00分 競技開始

11時00分 標準作業時間終了

11時15分 延長作業時間終了(この時間を使うとおそらく上位入賞は無理だ。)

13時00分 架台見学

14時00分 閉会式

集合した時のことや開会式の時のことは、ほとんど覚えていない。

そして作業説明の時間になった。

いよいよ架台の抽選だ。

くじ引きの結果、私は8を引いた。

よっしゃーええ番号や、と思ったのも束の間、架台のほうに目をやるとなんと一番隅っこだ。

観客から一番よく見える架台じゃないか、まいったな。

それからヘルメットと8番のゼッケンを貰った。081011_20350001  

作業説明の時間が終了した。

いよいよ会場下見の時間だ。

スケジュールに書いたとうり、瓦を葺くための準備の時間だ。

練習どうりに瓦座を打つ位置に墨を打ち始めた。

(瓦桟木は定規を作って打つつもりだ。)

私がまだ墨打ちを半分くらいしか出来ていないのに、あちらこちらから瓦座や瓦桟木を打つ音が聞こえ始めた。

滅茶苦茶早いやんけ。急に額から汗が滲んできた。

(2日間の競技の間でこの時が一番焦った。)

しかし、予想以上に段取りよく進み、出来ることならやっておきたかったのし瓦の選別まで行なっても、まだ時間が少し余った。

昼食の時間だ。支給してもらった弁当を食べ一服して競技にそなえた。

架台の前に立ち競技開始の合図を待っていると、この業界の偉い先生と目が合った。

「どうや、調子は。」と先生に尋ねられ私は一言「びびってます。」と答えた。

この先生は2月に組合がグランプリ講習会を開催してくれた時に講師として来てくれたのだ。(雪が降りしきる中、西宮まで行ったな。)

そして、いよいよ競技開始だ。

この時間は、一文字軒瓦の合端と取り付けをする非常に大切で気持ちを集中しなければならない時間だ。

まずは補強ビスを打つための穴開けだ。

(この穴開けとビスを締める時のみ電動工具の使用が認められている。瓦の切断は鏨と押し切りのみだ。だいたい現場での瓦の切断はほぼサンダーで行う。鏨なんか時間がかかって仕方が無い。)

武道館の床を傷つけないように配られた板の上で慎重に穴を開けた。

この板の上以外で穴開けを行うと減点になると、作業説明の時にきつく注意された。

一番失敗しやすい右角瓦の合端も上手く言った。袖のたれを少しずつ落としていかないといけない、すがる部分の右袖瓦も上手くいった。

しかしこの後だ、すがる部分の右袖瓦にくっつく一文字軒瓦の合端に失敗し目欠けさせてしまった。

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ああーやってもた。

だいたい合端出来ていたのだが、もうちょっと合わせたろと思ってやったのが失敗だった。

まぁええか。

ある程度時間がたってふと気がつくと、どうも私の周りに観客が多い。

どうも私のペースが速いようだ。いい感じだ。

それから観客の方には絶対向かないことに決めていた。

メーカーの営業さんとか知ってる人もいたのだが、そう決めていた。

よく覚えていないが、ほぼ一文字軒瓦の合端・取り付けとすがる部分の袖瓦の合端・取り付けを終えたぐらい(すがる部分の左袖瓦上の一文字軒瓦の合端の途中ぐらいだったかな。いや左袖瓦にくっつく一文字軒瓦の合端途中だったかな。忘れた。)で休憩の時間になった。

練習よりもいいペースだ。

作業が再開された。

残っていたすがる部分の一文字軒瓦を終わらせ左袖瓦の合端・取り付けを開始した。

われながら左袖瓦上の一文字軒瓦の合端は本当に上手くいった。

しかも2回ぐらいの合端ですんなり納まってしまった。練習でもなかったことだ。

Pict0016qq

ここからはしばらく、少しは楽な時間だ。

しかしこの油断が失敗だった。

練習よりは早いペースで進んではいたのだが、1日目の目標であった地葺きを終わらすことは出来なかった。

自分では油断したとは思っていなかったのだが、後で考えると集中力が切れちょっと一服してしまった。

右袖瓦を取り付けた後に、刀根地になる瓦の切断と、壁際の半端の瓦の切断を終えた後には本当にゆっくりしてしまった事は今でもはっきり覚えている。

練習よりいい出来だったので満足してしまったのだろう。

Pict0004q

一日目の作業終了。

後でわかったことだがこの写真を見てわかるのだが、私は片付けをしていない。

本当は作業中断ごとに片付けをしなければならなかったらしい。

もちろん減点の対象だ。

まあそれでも本当になんかいい気持ちだった。

他の選手の出来栄えを見ることも無く、iPodを聞きながらホテルへと向かった。

ホテルの前のコンビニで缶ビールを買い部屋に戻った。

しかし最高に上手いビールだったな。

とりあえず缶ビール2本飲んで夕食に行った。(生ビールを一杯飲んだ。)

部屋に戻り、世界フィギィアで浅田選手の優勝を缶ビールを飲みながら見た。

さあ、明日のシュミレーションをしながら寝よう。

疲れとほどよく酔っ払ったので心地よく眠れるはずだったのだが、全然眠れない。

しかもあちこち筋肉痛だ。

何度シュミレーションしたことか。

おそらく30分も寝ていないだろう。

とうとう朝になってしまった。

まぁええか。

朝食を食べ、コンビニで缶コーヒーを買い「Eat The Rich」を聞きながら会場へ向かった。

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愛媛で行われた技能グランプリに出場 その2

 先日の続きを書こう。

とにかく恥をかかないようにと練習に励んだ。

途中で一文字軒瓦や右角瓦の型が若干変更になったりして苦労したな。

そして出発の日になった。

(大会は3月22日23日だが、前日に愛媛入りすることにしていた。)

昼過ぎに出発するつもりで、午前中は最後の練習をしようと思い、角や袖の合端をしていたところ何時頃(9時頃だったかな?)か忘れたが、東の副理事長から電話があった。

「こっちの選手はもうとっくに出たぞ。早く行って道具を会場に入れると言ってたぞ。」

(東の組合からは2名出場することになっていた。)

私は慌てて練習を止め、仕事での愛車であるボンゴトラックに道具を積み込んだ。

そして、練習で使われ積み上げられたもう2度と使われることの無い瓦達に感謝しながら、タバコを1本吸って会社を出発したのだった。

愛媛には昨年、全瓦連青年部の部長会議で行ったから約10ヶ月ぶりぐらいだ。

会場の愛媛県立武道館の場所も大体分かる。

部長会議までの時間つぶしに寄り道してきた坊ちゃんスタジアムの隣だ。

(しかし、武道館の記憶はほとんど無い。)

高速道路を松山インターで降りて少し走ると会場が見えてきた。

写真では見たがすごいでっかい。

まずい、びびってきた、会場を見ただけで緊張してきた。

会場まで来ると先に来ていた東の2人の選手がいた。

彼らと少し話をしていると落ち着いてきたのだが、会場の中に入るとまたびびってきた。

ちょうど架台の組み立て等を行っていたのだが、架台と観客までの距離が結構近い。

会場が広いので近くで競技が見れるように配慮することは知っていたのだが結構近い。

内側の架台に当たればあまり見えないけどな、内側になることを願おう。

とりあえず道具を搬入し彼らと会場の外でいると、他県の代表の人たちが集まってきたりして色々聞いたり話したりしたのだがみんな凄そうにみえる。

関東から来た選手なんか見た目からしてイケイケだ。

もう一度会場に入り彼らの道具を見せてもらったが、私の道具が一番少ないのではないか。

鏨にあんな沢山種類があるなんて知らなかったぞ。

おれは3分と6分の2種類しかないぞ。そんな沢山どこで使うねん。

それも3分の鏨なんかこの大会にでることになって初めてその存在を知ったぐらいだ。

(のし瓦と素丸瓦の接点を円く合端するのに私は6分の鏨でやっていたのだが上手くいかないので、東の2人に聞いたら3分の鏨でやったら上手くいくことを教えてもらった。)

そうしているうちにホテルにチェックインできる時間を過ぎていたのでホテルに行くことにした。

とりあえずホテルの部屋に練習時に作った瓦割図やタイムスケジュールのコピー(本物は道具箱の中だ。)、そして鏨、地下足袋を持って入った。

鏨は枕元に置いて寝るつもりでいた。

ホテルにチェックインしたあと1人で路面電車 080321_1816

に乗って道後温泉本館に行って坊ちゃんの湯に浸かった。(部長会議の時も行ったな。)

ホテルに帰ってから夕食をとり(生ビールを1杯飲んだ。)、明日着る作業服と地下足袋をそろえた。

何時か忘れたが眠りについた(そんなに早い時間でもなかったと思う。)

いよいよ大会当日となった。

多分目が覚めたのは5時になっていなかったと思う。

もう一度寝ようと思ったが、競技開始時間から逆算するともう起きていてもいい時間なのでそのまま起きていることにした。

何度か地下足袋を履いたり、瓦割付図やタイムスケジュールを確認した。

朝食の時間になったので、朝食をとり、作業服に着替えた。

ホテルの前のコンビニで、現場に行く時と同じように缶コーヒーを買った。

いよいよ出発だ。

ボンゴトラックにiPodをセットしボタンを押した。

ボンゴトラックのスピーカーからはテンションをあげるために会場入りの時、絶対に聞こうと思っていた私のお気に入りエアロスミスの「Eat the Rich」が大音量で流れた。

今日はこの辺でお終い。

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愛媛で行われた技能グランプリに出場 その1

 今日はもう過去の話だが、今年出場した技能グランプリのことを書いておきたいと思う。

屋根業界の新聞でしか見たことがなく、出場するなんて思ってもいなかった。

2009年に神戸市で技能グランプリが開催されることになったことを聞いて、この地元で初めて開催されるグランプリに出場したいという気持ちが強くなった。

出場することになった最初のきっかけは、東の組合の副理事長(当時、現在は理事長)と、たまたま電話で話している時に「こんなん出るヤツおらんで。」と聞いたことだ。

それを聞いた私は「僕は出たいと思うけど、自分から出ますとは言い難いな。よかったら推薦してくださいよ。」と半分ぐらい冗談のつもりで話したのだが、この時の会話をこの東の副理事長が覚えていてくれていたのだ。

それからしばらくして、この東の副理事長から電話があって、神戸でのグランプリに出場する意思を確認された。

私は「よろしくお願いします。」と返答すると、東の副理事長は西の理事長(私は西の組合に所属するため)に出場する意志を伝えておくように言われた。

(この東の副理事長が2009年の神戸でのグランプリを取り仕切ることになっていた。

この東の副理事長とは某ハウスメーカーの会議などでよく出会う。

ちょいちょい電話したりもする。

震動実験棟の屋根工事をすることになったのもこの東の副理事長の仕業だ。

この東の副理事長と知り合いでなかったら、おそらく出場していなかっただろう。)

その夜、西の組合の理事長に「出場したい。」と申し出たのだった。

ややこしい話だがここまでは神戸で行われる来年(2009年)のグランプリの話で、ここからが今年の愛媛で行われたグランプリの話になる。

それからしばらくして今度は西の副理事長から愛媛でのグランプリのことで電話があった。

「おい、愛媛のグランプリはどないするねん。」と聞かれた。

私は「とりあえずグランプリを見たことが無いので見学したい。」と言った。

(気楽に愛車で愛媛までドライブして道後温泉に浸かってこようという甘い考えだった。)

すると、この西の副理事長は、「どうせ行くのやったら出場したらどうや。神戸の予行演習をしたらどうや。」と言われた。

そして、私は愛媛でのグランプリ出場を決意したのだった。

さっそくその夜(11月5日)、西の理事長が組合印の入った出場申込書を送ってきてくれた。

私はその申込書に署名し全瓦連に送ったのだった。

それから、従兄弟の大工さんに架台を作ってもらい。

12月に入ると練習用の瓦を仕入れた。

Pict0019_2 愛媛県の菊間瓦だ。72判で深切でしかも防災瓦になっている優れものだ。

ハッキリ覚えてはいないが、おそらく12月29日か30日から練習を開始した。

大晦日も練習に励んだのだった。

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更新講習

 今日は瓦屋根工事技士の更新講習に行ってきた。

5年に1度講習を受けなければならない。今回で3回目の更新だ。

試験に受かり資格を頂いた時は大臣認定だったが数年前に認定では無くなった。

非常に残念だ。それに、この資格を持っていてもあまり役に立たない。

名刺に書くぐらいしか今のところ役立っていない。

非常に残念だが、技能士の資格や診断技士の資格もそうだ。

どうにかして、これらの資格が無いと屋根葺きが出来ないというぐらいにならないものか。

とりあえず今のところ資格の価値というより資格を頂くための努力が大切ということかな。081113_11560001

消えて無くならないように願うばかりだ。

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とりあえず9回目

ひさびさに寄棟屋根を葺いた。

どうも寄棟屋根の施工は好きになれない。

地瓦を切ってばかりからかもしれない。

のし積みの水糸をたくさん張らなければならないからかもしれない。

雨が漏れやすいからかもしれない。

でものし積みを極めるには寄棟屋根を数多く施工すべきだと思う。

Pict0175

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